高知バリアフリー観光案内13

高知県には魅力的な観光スポットがたくさんあります!
高齢の方や障害のある方など、誰もが高知県観光を楽しめるお手伝いをさせていただきます。 
目的や好みによっておすすめの場所が変わりますが、いくつか代表的な観光地を紹介します。

四国の西南に広がる高知県・四万十町。ここには、ゆったりと流れる四万十川と、時の流れを忘れるような豊かな自然が息づいています。
春には桜、夏には川遊び、秋には黄金色の稲穂、冬には澄んだ空気と満天の星。
季節ごとに異なる表情を見せるこの町は、訪れる人の心をそっと癒してくれます。

地元食材を活かしたグルメや、昔ながらの暮らしを感じられる集落、温もりある人々とのふれあいも、ここならではの魅力。
道の駅「とおわ」や、海洋堂ホビー館といったユニークなスポットもあり、子どもから大人まで楽しめるエリアです。
「なにもない、がある町」とも称される四万十町は、都会の喧騒を離れて、心を解き放つ旅にぴったりの場所。
ゆっくりとした時の流れの中で、あなただけの特別なひとときを過ごしてみませんか?

海洋堂ホビー館四万十

廃校を改装したフィギュア博物館で、館内にはホーム用エレベーターや簡易スロープが設置されており、車椅子でも館内を移動しやすい設計です。

四万十川・川遊び公園ふるさと交流センター

四万十川中流域の自然を楽しめる公園で、BBQエリアまで車での移動が可能です。
ただし、芝生エリアは車椅子での移動が難しい場合があります。 

🏛 四万十市郷土博物館

四万十市の歴史や文化を紹介する博物館で、身障者用駐車場、エレベーター、車椅子対応トイレ、バリアフリー通路、授乳室、補助犬同伴可などの設備が整っています。

海洋堂ホビー館四万十

四万十町の山あいにひっそりと佇む「海洋堂ホビー館四万十」は、世界中のフィギュアファンを魅了し続ける“夢の宝庫”。
廃校となった小学校をリノベーションしたこのミュージアムには、恐竜、美少女キャラ、食玩、アニメや映画の名シーンなど、約8,000点もの立体作品がずらりと展示されています。
“へんぴな場所にあるからこそ価値がある”。そんな想いから生まれたホビー館は、来る人すべてに驚きとワクワクを与えてくれます。
まるでタイムスリップしたかのような校舎の雰囲気と、緻密で芸術的な造形の世界。そのギャップに心を奪われるはずです。
子どもも大人も、ただ見るだけじゃなく「作って楽しむ」ジオラマ体験も人気。
ものづくりの楽しさを思い出させてくれる、五感が喜ぶ場所です。
“わざわざ行きたくなる、山奥のミュージアム”。
あなたもこの不思議で魅力あふれる空間で、童心を取り戻してみませんか?

🏆 見どころ

カタロニア船展示室

館内の中心には、スペインの帆船を模した「カタロニア船」が設置されており、その内部には食玩やカプセルフィギュアがずらりと並びます。
​船の上からは、館内全体を見渡すことができ、まるで船長になったような気分を味わえます。​

映画『ジュラシック・パーク』の実物大恐竜模型

実際に映画で使用されたトリケラトプスやティラノサウルスの脚部の模型が展示されており、その迫力に圧倒されます。
​これらの展示は、映画ファンや恐竜好きにはたまらないスポットです。 ​

ジオラマ体験教室

自分だけのミニチュア世界を作ることができるジオラマ体験教室が開催されています。​
好きなパーツを組み合わせて、オリジナルの情景を作り上げる楽しさは、子どもから大人まで幅広い世代に人気です。 ​

造形作家ギャラリー

海洋堂の歴史を築いてきた造形作家たちの作品が展示されており、動物、恐竜、美少女キャラクターなど、多彩なジャンルのフィギュアが楽しめます。​その精巧な造形美は、まさに芸術品です。 ​

ミュージアムショップとガチャガチャコーナー

館内には、海洋堂のオリジナルグッズや地元の特産品を取り扱うミュージアムショップがあり、訪れた記念にぴったりです。
​また、ガチャガチャコーナーも充実しており、何が出るかのワクワク感を楽しめます。

🛞 バリアフリー設備
  • スロープ付きの正面玄関:​館内への出入りがスムーズに行えます。
  • ホーム用エレベーター:​車椅子1台と介助者1名が同時に利用可能なエレベーターが設置されています。
  • 簡易スロープ:​館内の海賊船展示エリアへの段差を解消するためのスロープが設置されています。
  • 車椅子対応トイレ:​屋外に多目的トイレがあり、ベビーシートも完備されています。
  • 授乳室・おむつ交換台:​乳幼児連れの方にも配慮された設備が整っています。
  • 車椅子の貸出:​必要に応じて車椅子の貸出サービスを利用できます。
  • 補助犬同伴可:​盲導犬、介助犬、聴導犬の同伴が可能です。
  • 筆談対応:​聴覚に障がいのある方には筆談での対応が可能です。
  • AED設置:​緊急時に備えてAED(自動体外式除細動器)が設置されています。
🕒 基本情報
  • 所在地:​高知県高岡郡四万十町打井川1458-1
  • 営業時間
    • 10:00~18:00(3月1日~10月31日)
    • 10:00~17:00(11月1日~2月29日)
    • ※最終入館は閉館の30分前
  • 休館日:​火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月1日)
  • 入館料(2025年4月2日以降)
    • 特別展開催期間:一般(高校生以上)1,200円、小中学生600円
    • 通常期間:一般(高校生以上)1,000円、小中学生500円
    • ※未就学児は無料
    • ※障がい者割引や長寿手帳割引、団体割引あり

四万十川・川遊び公園ふるさと交流センター

澄んだ水と緑に囲まれた四万十町の自然の中にある「川遊び公園 ふるさと交流センター」は、四万十川を間近に感じながら過ごせるアウトドアの拠点。広々とした芝生サイトでは、テントを自由に張ってキャンプが楽しめ、ファミリーや友人同士でのびのびと過ごせます。
カヤックやラフティング、レンタサイクルなどのアクティビティも充実しており、初心者でも安心して挑戦できるサポート体制も万全。
川辺での水遊びやBBQ、星空の下でのひとときは、日常を忘れさせてくれる癒しの時間です。
子どもも大人も、自然と触れ合いながら“あそび”と“ふれあい”を体感できる場所
それが「四万十川・川遊び公園 ふるさと交流センター」です。

🌿 主な魅力

1. 広々とした芝生のフリーサイト

キャンプサイトは全面芝生のフリーサイトで、区画がなく自由にテントを設営できます。​予約不要で、到着順に空いたスペースを利用するスタイルです。​芝生なのでお子様連れのご家族でも安心して利用できます。​

2. 充実した施設設備

トイレやシャワー室、炊事に便利な共同の洗い場が完備されています。​
温水シャワーは100円/3分で利用可能です。​また、カヤックの乗り降りに便利なスロープも設置されています。​

3. 多彩なアクティビティ

カヤックやラフティング、レンタサイクルなど、四万十川の自然を活かしたアクティビティが豊富です。​
ラフティングツアーは約2時間で、地元ガイドが同乗し、安全に楽しむことができます。

4. 周辺観光スポット

周辺には、四万十川名物の沈下橋や道の駅「四万十とおわ」など、観光スポットも点在しています。
​レンタサイクルを利用して、のんびりと周辺を巡るのもおすすめです。​

🛞 バリアフリー対応の設備
  • 車椅子対応トイレ(バリアフリートイレ):​施設内には車椅子利用者向けのトイレが設置されており、安心してご利用いただけます。 ​
  • 芝生のフリーサイト:​キャンプサイトは全面芝生で区画がなく、自由にテントを設営できます。芝生のため、車椅子での移動も比較的スムーズです。
  • カヤック乗降用スロープ:​四万十川へのアクセスにはスロープが設けられており、車椅子利用者も川辺まで移動しやすくなっています。 ​
  • 駐車場:​施設には約30台分の駐車スペースがあり、車椅子利用者専用の駐車スペースも確保されています。 ​
  • AED設置:​万が一の緊急時に備えて、自動体外式除細動器(AED)が設置されています。 ​

⚠️ ご利用時の注意点

予約について:​キャンプサイトは予約不要のフリーサイトとなっており、到着順に空いたスペースをご利用いただきます。

施設内の段差:​一部の施設やエリアには段差がある場合があります。事前に施設にお問い合わせいただくことで、スムーズなご利用が可能です。​

📍 基本情報
  • 住所:​高知県高岡郡四万十町昭和671-2
  • 営業時間:​8:30~17:00
  • 定休日:​火曜日(季節により変動あり)
  • 利用料金
    • キャンプ1泊:大人660円、小中学生330円、未就学児無料
    • デイキャンプ:大人330円、小中学生110円、未就学児無料

🏛 四万十市郷土博物館

四万十川の清流を見下ろす小高い丘、中村城跡にたたずむ四万十市郷土博物館。城郭風の美しい建物の中には、この地に根ざした歴史と暮らしの記憶が丁寧に収められています。
館内では、川とともに生きてきた人々の知恵や文化、漁法や生活道具などがリアルに再現されており、四万十川が育んできた豊かな暮らしを感じることができます。
また、土佐一條家の資料や幕末の志士・幸徳秋水など、地域の人物史にも触れられ、四万十の奥深い物語に出会える場所です。
最上階の展望室からは、四万十市のまち並みと四万十川を一望。歴史を学び、自然を感じる、心豊かな時間がここにはあります。

🏯 見どころハイライト

1. 中村城跡に建つ城郭風の建物

博物館は、山内一豊の弟・康豊が居城とした中村城跡に建てられており、城郭風の外観が特徴です。
​歴史的な雰囲気を感じながら、展示を楽しむことができます。 ​

2. 「川とともに生きるまち」をテーマにした展示

館内では、四万十川とその支流とともに暮らしてきた人々の歴史や文化を紹介しています。​
考古、民俗、生態、古文書、美術工芸品など、幡多郷土のさまざまな資料が展示されています。 ​

3. 最上階の展望室からの眺望

最上階の展望室からは、四万十川、東山、市街地を一望することができます。​美しい景色を楽しみながら、四万十の自然と歴史を感じることができます。 ​

🛞 バリアフリー設備
  • 障がい者用駐車場:​身障者用の駐車スペースが3台分用意されています。
  • エレベーター:​1階から3階までエレベーターで移動可能です。​ただし、最上階の展望室へは階段のみのアクセスとなります。
  • 車椅子対応トイレ:​1階に車椅子対応のトイレが設置されています。
  • バリアフリー通路:​出入口は段差がなく、自動ドアが設置されており、点字ブロックも整備されています。
  • 授乳室:​1階に授乳室があり、乳幼児連れの方も安心して利用できます。 ​
  • 補助犬同伴可:​盲導犬、介助犬、聴導犬の同伴が可能です。 ​
  • 筆談対応:​聴覚に障がいのある方には筆談での対応が可能です。 ​

🎟 障がい者割引

以下の方は、入館料が無料となります。

  • 身体障害者手帳をお持ちで、障害の程度が2級以上の方とその介護者1名
  • 療育手帳をお持ちの方とその介護者1名​
  • 精神障害者保健福祉手帳をお持ちで、障害の程度が2級以上の方とその介護者1名
施設情報
  • 施設名:​四万十市郷土博物館
  • 住所:​〒787-0000 高知県四万十市中村2356 為松公園内
  • 電話番号:​0880-35-4096
  • ファックス:​0880-35-4096