高知バリアフリー観光案内5
高知県には魅力的な観光スポットがたくさんあります!
高齢の方や障害のある方など、誰もが高知県観光を楽しめるお手伝いをさせていただきます。
目的や好みによっておすすめの場所が変わりますが、いくつか代表的な観光地を紹介します。

北川村は、高知県東部に位置する人口約1,300人の小さな村で、面積の約95%が森林に覆われた自然豊かな地域です。
北川村は、江戸時代から続くゆずの産地として知られ、高品質なゆずが特産です。
また、村内には森林鉄道遺産などの歴史的な見どころも点在しています。
北川村は、豊かな自然と歴史、文化が融合した魅力的な村です。
北川村「モネの庭」マルモッタン
フランスの画家クロード・モネが愛した庭を再現した庭園で、四季折々の美しい花々が楽しめます。
中岡慎太郎館
幕末の志士・中岡慎太郎の生涯や業績を紹介する資料館です。
北川村温泉 ゆずの宿
四国有数の泉質を誇る温泉で、ゆずを使った料理や特産品も楽しめます。
北川村「モネの庭」マルモッタン
モネの庭は印象派を代表する画家、クロード・モネの芸術を体感できる静謐な場所です。
なだらかな水面には睡蓮の花が揺れ、四季折々の花々が鮮やかに彩ります。
足を踏み入れると、穏やかな空気が広がり、深呼吸したくなるほどの安らぎを感じます。
花たちの移ろいに想いを寄せながら、モネが描いた世界を追体験するひとときは格別です。
静寂の中にも満ちる生命の息吹を、ゆっくりと味わってみてください。
北川村「モネの庭」マルモッタンでは、車椅子をご利用の方々が快適に過ごせるよう、以下の設備やサービスを提供しています。
電動アシスト付き車椅子の貸し出し: 園内の坂道でも楽に移動できるよう、電動アシスト付き車椅子を7台ご用意しています。
貸し出しは事務所(ギャラリー棟2階)で受け付けており、身分証明書の提示が必要です。
利用は無料ですが、介助者の同伴が必要となります。
バリアフリー設備
- 駐車場:障害者用駐車スペースが5台分あります。
- 出入口:主要な出入口にはスロープが設置されています。
- トイレ:車椅子対応の多目的トイレが3ヶ所あり、ベビーシートやベビーチェアも備えています。
園内は丘陵地に位置しており、一部勾配のある坂道があります。
そのため、車椅子をご利用の際は介助者の同伴をお勧めします。
モネの庭は、クロード・モネが愛した色彩豊かな庭園です。
静けさの中、睡蓮の池や季節の花が織り成す景色が人々を魅了します。
涼やかな小道を歩けば、絵画の世界に浸れます。
睡蓮が映える水辺の眺め
「水の庭」では、モネが描いた絵画『睡蓮』の風景を見ることができ、睡蓮の見頃は10月まで続きます。
四季ごとに変化する花々
・春(3月~5月): 「花の庭」では、チューリップや忘れな草、フィリチラリアなどが咲き誇り、色鮮やかな風景が広がります。また、池の周りではソメイヨシノが春の訪れを告げます。
・夏(6月~8月): 「水の庭」では、温帯性睡蓮(赤や白など)が4月下旬から10月上旬まで、熱帯性睡蓮(青)が6月下旬から10月下旬まで見頃を迎えます。
特に青い睡蓮は、モネが憧れた花として知られています。
・秋(9月~11月): 秋には、ダリアやコスモスなどが庭を彩ります。また、引き続き睡蓮も楽しむことができます。
・冬(12月~2月): 冬季は休園となりますが、クリスマスローズなどが咲き、静かな庭の風景を楽しむことができます。
静かな小道を歩きながら芸術を身近に感じる
静かな小道を散策しながら、自然と芸術が融合した空間で、モネの世界観を身近に感じてみてはいかがでしょうか。
開園時間:
9:00~17:00(最終入園 16:30)
休園日:
6月~10月の第1水曜日
12月1日~2月末日(冬期メンテナンス休園)
入園料:
一般:1,000円
小中学生:500円
小学生未満:無料
団体(20名以上):一般 900円、小中学生 450円
なお、園内の各施設の営業時間や休業日は以下のとおりです。
カフェ「モネの家」:
営業時間:9:00~16:30(ラストオーダー 16:00)
ランチタイム:10:00~15:00(ラストオーダー 14:30)
休業日:毎週火曜日、12月1日~2月末日(冬期休業)、および「モネの庭」の休園日
手づくりパン工房:
営業時間:9:00~16:30
休業日:木曜日
リヴィエラの小屋カフェ:
営業時間:10:00~16:00
休業日:水曜日
ギャラリー・ショップ:
営業時間:9:00~17:00
休業日:6月~10月の第1水曜日、12月1日~2月末日
中岡慎太郎館
中岡慎太郎館は、高知県安芸郡北川村柏木に位置する歴史資料館で、幕末の志士・中岡慎太郎の生涯や功績を紹介しています。
館内では、中岡慎太郎の幼少期から幕末期の活動、薩長同盟締結への貢献などを、映像やパネル展示で詳しく紹介しています。
また、慎太郎ゆかりの品々や幕末の志士たちの資料も展示されています。
さらに、館の近隣には中岡慎太郎の生家(復元)もあり、徒歩数分で訪れることができます。

1階展示
時系列展示
慎太郎の幼少期から近江屋事件までの生涯を、映像やパネルを用いて年代順に紹介しています。
2階展示
貴重な資料展示
慎太郎自身や彼と交流のあった幕末の志士たちの遺品、刀剣、書物などを展示し、当時の歴史背景を伝えています。
その他の見どころ
1慎太郎裃(かみしも):記念撮影用に慎太郎の裃が用意されており、来館の記念として人気です。
また、館の周辺には以下の関連史跡があります。
2中岡慎太郎生家:慎太郎が生まれた家で、昭和42年に復元されました。
3遺髪墓地:慎太郎の遺髪が納められている墓地です。
4顕彰碑:慎太郎の功績を称える碑が建てられています。
これらの史跡を併せて訪れることで、慎太郎の生涯や幕末の歴史により深く触れることができます。
開館時間:午前9時から午後4時30分まで(最終入館は午後4時)
休館日:毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日から1月2日)
入館料:一般500円、小・中学生300円
北川村温泉 ゆずの宿
北川村温泉 ゆずの宿は、高知県安芸郡北川村に位置する温泉宿です。
周囲を山と川に囲まれた自然豊かな環境にあり、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。

温泉の特徴
こちらの温泉は、無色透明でとろみのあるお湯が特徴で、「美肌の湯」として親しまれています。
泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉で、関節リウマチ、腰痛症、胃腸機能低下、軽症高血圧、糖尿病などに効能があるとされています。
施設の特徴
2018年にリニューアルされた館内は、木の温もりを感じさせるモダンなデザインで、北川村産の木材がふんだんに使用されています。
客室は和洋室、ツイン、ダブルの3タイプが用意されており、全室で自然の景観を楽しむことができます。
食事
夕食には地元の旬の食材を使用した和会席が提供され、朝食には和定食が用意されています。
特に、ゆずを使った料理や調味料が特徴で、地元ならではの味覚を堪能できます。
アクセス
最寄りの奈半利駅から車で約30分の距離にあります。
周辺には「北川村モネの庭 マルモッタン」などの観光スポットもあり、観光の拠点としても便利です。
日帰り入浴も可能で、自然に囲まれた静かな環境で、心身ともにリフレッシュできる宿として、多くの訪問者から高い評価を得ています。
日帰り入浴
営業時間:11:00~21:00(最終受付20:30)
定休日:火曜日(宿泊は受付)
入浴料:大人700円、子ども350円
宿泊
チェックイン:15:00(最終チェックイン19:00)
チェックアウト:10:00